営業本部
地域共生事業部
シニアディレクター

全てはお客様とスタッフのために

Profile

白石 将
大学時代に福岡天神にオープンしたJINS1号店に学生アルバイトとして入社。卒業後、正社員となり約5年間、店舗業務に従事。その後、業務改善やEC向け加工センターの立ち上げ、アメリカ進出準備を経て、台湾進出を現地責任者として担当。2018年10月より現職。アイウェア事業全体の商品企画、店舗運営、サプライチェーンを統括。

※記載の所属はインタビュー当時とは異なります。

アルバイトから
国内アイウエア事業部長に

事業統括といっても、1人で全てを見切れるわけではありません。昔から仕事のスタイルとして、上司・部下問わず、社内メンバーにはお客様に接するような気持ちで向き合っています。一人ひとりの困りごとを解消してコミュニケーションの円滑化を図ったり、領域の狭間で抜け落ちそうな部分をつないだりと、今も一番気づかうのは「人や情報の流れ」ですね。私は、どの部門においても人と人とをつなぐ立場となって、日本語間での通訳的な役回りを担うことが多いです。このような考えになったのは、店長時代にCEOの田中から言われた言葉がベースになっています。「今、白石君がいなくなったとして、困る人はいるか」困ると言われるにはどうすべきかを考えて至ったのが、誰よりも情報を得てそれを繋げる人になることです。情報を集めれば集めるほど、見渡せる領域が広がり、やがて全体が見渡せるようになった、という感覚です。

「お客様」と「スタッフ」がITに
期待すること

ITは「お客様の購入体験をより充実したものにする為のもの」だと理解しています。お客様から見ればITは生活の延長線上にあり、むしろJINSユーザーであればITの中にリアルがあると考える方も多いでしょう。ですから、JINSのIT部門には、買い物をいかに便利にし、楽しい体験にするかを意識しながら、店舗でもデジタルでもお客様に驚きを提供し続けてもらいたいです。
一方、店舗スタッフの業務効率化も期待しています。ITによる業務効率化で、スタッフが、接客やお客様へのケアに向きあう時間をより多く生み出すことが重要と考えています。

JINSの「!」

JINSのロゴマークのI(アイ)は「!」になっています。これはCIの際に、驚きや直感を大事にしようと言った、その思いが込められています。JINSの事業はそれがどんな展開であっても、本質的に考えは一貫したものです。ただ、現場のスタッフにとっては、会社が発信することが「点」にしか見えないことがあり、一貫したものに見えない危険性もあります。それをつなぎ合わせるのが会社の歴史であり、それを伝え続けることが私の役割でもあると考えています。

全ては「お客様」と「スタッフ」のために

個々の思いやアイデアを活かし、引き上げることによって、会社も成長するような体制にしたいですね。もう一つ、大事にしたいのは「お客様起点」ということ。アルバイトから現場を経験してきた私だからこそ、お客様の声を丁寧に伺い、経営陣に齟齬なく伝えられると思うのです。
会社というのは時期によってトップダウンが効果を発揮する時もありますが、JINSはそろそろボトムアップも強化していく段階にあるのではないでしょうか。そのために、ボトムアップで良かったと会社が評価できるよう、千差万別のアイデアが上がってきて、それを会社が活かしきれる環境を作りたいですね。