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IT部門の先進性と
管理部門の正確性・柔軟性で
事業を支える

荒川 幸典

Profile
税理士事務所に4年半勤務の後、エンタメ関連の事業会社で店舗事業およびウェブ関連事業の経理業務を担当。2015年JINS入社。現在は、管理本部長とJINS全体の経理・財務業務及び連結会計業務の統括、IR室を兼務。

成長企業の管理部門に大切なこと

一般に、会社の成長ステップに応じて、管理部門がすべきこと、求められることというのがあります。私がJINSに入社した2015年というのは、店舗数が300に達したタイミングでしたが、まだマンパワーに頼った店舗数が少なかったころのやり方が残っていましたので、皆が納得できるようルール整備を進めるとともに、システム導入においても事業部門・管理部門の両方が効率化できるよう、複眼的な視点を持つことを心掛けていました。

新しい動きがありそうな時には常に、モノとお金との関係性、相手との取引の関係性をヒアリングするようにしています。経理部門としては、事前にどういうビジネスモデルで、どういう収益が上がるのかを事業側に事前に確認しなければ、正しい会計処理ができません。「何かあったら言ってきて欲しい」というのではなく、常々自分たちから情報を取りに行く姿勢、キャッチボールできる関係性を築くことが大切だと考えています。

一般的に管理系業務は定型的で繰り返しが多い領域ですが、JINSのような成長企業においては、事業部門が新たなチャレンジやビジネスを仕掛けたいときに、杓子定規にルールに合わせるのでなく、それを可能にするための柔軟な対応や工夫、サポートをする姿勢が求められます。

たとえば、集中をコンセプトにしたワーキングスペース「Think Lab」事業が始まる際には、それまでのPOS経由でデータの入ってくる店舗売上と違って、個人や法人の会員登録による月額利用料課金を行うこととなりました。その際、どういう情報を基に売上を計上し、債権管理を行っていくかは自分たちで考えねばならないわけです。そうした業務構築を、リスクも考えながら行う必要があります。

管理部門がITに期待すること

今のJINSのビジネスは、商品情報、レンズやフレームの発注から、それらを会計データに落とし込む部分まで、ITの要素が不可欠です。ITは経営の大事な基盤であり、JINSでのIT経営改革室は、新しい仕組みをいち早く取り入れる先進的な部署ですね。その先進性と管理部門側のニーズを極力合わせ、より良い仕組みを今後も継続して作っていきたいと思っています。

今、国内外の基幹システムは、Microsoft Dynamics 365に統一し、商品系と会計系のつなぎこみもできています。以前はSAPでしたが、流通小売業向けソリューションの導入は、国内で初めてのことです。要件定義は社内の計上方法に合わせて仔細に進めました。会計作業は、事業でも経理でも担当者が入力・チェック・集計を繰り返します。その作業をいかに軽減しながら、ミスを減らし、精度を高められるか。ルーティン業務だからこそ、とても大事になります。また集計した数値をどうアウトプットするかで経営や事業に報告する内容も変わってくるものです。どのシーンをとっても、ITは本当に重要なのです。

 

この記事を読んでくださっている方へのメッセージ

私がJINSに加わって、最もよいと感じたのは、CEOの田中をはじめ、全員が挨拶をとても丁寧に行うことです。日常的にすれ違う際も挨拶し合うカルチャーなので、社内コミュニケーションが非常にとりやすく、途中から仲間に加わる方にとっても打ち解けやすい環境だと思います。B to Cで店舗を持つ会社だからでもありますが、それ以上にコミュニケーションが大事だという、経営のメッセージの表れだと思います。今後も幅広い事業展開が予想され、新しいことにチャレンジできる環境であると自信を持って言えます。


 

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